先月、ハーレーダビッドソン ジャパンから、荷物が届いた。荷札には「書類」とある。はて? 何か見せてもらうものがあったかしらん? 書類の割に、中からは何かカタカタと音がする。
袋を開けると、木製の箱が入っていた。中は? 開けてびっくり玉手箱か。出て来たのは、組紐のかかった板表紙の折り本。
開いてなるほど。この1月に奥井社長が退任されて、福森新社長が就任。その慰労と披露のパーティをするという招待状だった。私ごときにまでと恐縮する。
奥井社長は、書状とドキュメントとプレゼントの達人。日常のスタッフへのメモ、ファクシミリから手紙まで、その一通一通で、内容を的確に伝えるのはもちろん、見栄えと雰囲気で事の重大さまで表現してしまう。このあたりのことは、「ハーレーダビッドソンジャパン実践営業革新」にも書いてある。
そのパーティが今日。その内容と豪華さは、ネタなので書きません(すみません)。
おみやげまでもらって来た。家で、袋からそれを出して、思わずにやり。小ぶりだけれど重たい小箱。和菓子と書いている。これは、大振りのあんこの詰まった饅頭2個に違いない。しかも、それはただの饅頭ではないはず。奥井さんが用意したのだから当然……。
果たして、箱の中には「バーアンドシールド」(ハーレーダビッドソンのエンブレム)の焼き印が押してある、まるまるとした饅頭が2個並んでいた。「これがブランドの語源というものだナ」と、見ていてうれしくなる。
小学生の子供が、これ(またおいしいあんこ)を食べながら、もうしっかりハーレーのことを覚えてしまっている。思わぬ所にも“絆”が出来てきていて、またびっくり。さすがです。
奥井さん、お疲れ様でした。今後のますますのご活躍、楽しみに存じます。
福森社長、HDJの素晴らしさを踏襲されながら、また新しい味を出していってください。
ありがとうございました。